日本ほどウイルスに無防備な国は無い
“ウイルス対策は万全に”しておかないと、後で取り返しのつかない事態になる可能性があります。
〝テクノロジーの進化と共に、インターネットウイルスも進化〟しています。
ある闇サイトなんかでは、誰かが作成したインターネットウイルスがパッケージになって売られていて、購入した人がファイルやウェブサイトにそのウイルスを仕込んで拡散させるような事がそれはもう、容易に出来るようになっています。
〝イタチごっこ〟という言葉がウイルスにはピッタリで、ウイルス対策が出ても直ぐにそれを上回るウイルスが出て、その対策が出て、更に進化したウイルスが出て・・・
というのを繰り返しているのが現状です。
そして、日本ほどこの〝ウイルス〟に対して無防備な国はありません。
様々な企業や個人の方のパソコンサポートをしてきて、〝アンチウイルスソフトを入れていない〟あるいは、〝アンチウイルスソフトを入れていても正しく設定していない〟人がとても多いのです。
ウイルス対策がちゃんと出来ていないと、気付かないうちにウイルスに感染して、パソコン内のファイルにアクセス出来なくなるという最悪の状態になるのです。
では、わたし達はどうすればいいのか?ということになりますが、〝自衛するしかない〟ので、アンチウイルスソフトを入れて、大切なパソコンをウイルスから守っていきましょう。
アンチウイルスソフトをインストールして設定する
今回は、アンチウイルスソフトウェアとして、トレンドマイクロ社の〝ウイルスバスター〟をインストールして設定していきます。
下記に詳しい手順を書いておきましたので取り組んでみてください。
詳しい手順
2〝ウイルスバスタークラウド〟と検索
〝ウイルスバスタークラウド〟と検索します。
3ウイルスバスタークラウド〜
〝ウイルスバスタークラウド|トレンドマイクロ・個人のお客さま・・・〟というサイトを選択(クリック)します。
検索する時期や状況によっては、サイトのタイトルが変更になる場合がありますので、もし該当のサイトが見つからなかったら、〝ウイルスバスターとトレンドマイクロ〟というキーワードが並んでいるサイトを探してみてください。
4無料体験版のWindows版
メニューから〝無料体験版〟を選択(クリック)して、表示されたページ内にある〝Windows版はこちら〟を選択(クリック)します。
5無料体験版をダウンロードする
〝無料体験版をダウンロードする〟を選択(クリック)します。
状況によっては、自動的にダウンロードが始まる場合もあります。
6ダウンロード先フォルダ
ダウンロード先のフォルダを開きます。インストールは、ダウンロードしたファイルを確認してから行います。
7管理者として実行
ダウンロードしたファイルを右クリックして、〝管理者として実行〟を選択(クリック)します。
8同意して次へ
〝同意して次へ〟を選択(クリック)します。
9圧縮ファイルが解凍
〝圧縮ファイルが解凍〟されるのをしばし待ちます。
10ダウンロード
ウイルスバスターがダウンロードされますので、緑色のバーが100%になるのをしばし待ちます。
11同意してダウンロード
〝同意してダウンロード〟を選択(クリック)します。
12圧縮ファイルが解凍
〝圧縮ファイルが解凍〟されるのをしばし待ちます。
13コンピューターのチェック
〝コンピューターのチェック〟が始まるのでしばし待ちます。
これは、競合するアンチウイルスソフトが入っていないか?などをチェックしています。
15インストール中0%
〝インストールしています…0%〟と表示されたら、ここから100%になるまでしばし待ちます。
パソコンの性能とネット回線の速度などによっては、数分から長い時だと30分程度かかる場合もあります。
16メールアドレスの登録
〝メールアドレスは登録しない〟ので、メールアドレス欄は空欄のまま〝完了〟選択(クリック)します。
これで、ウイルスバスタークラウドのインストールは完了しました。ここからは初期設定に移ります。
17保護を追加
ウイルスバスターをダウンロードした際にGoogleChromeなどのブラウザが起動しているはずですので、GoogleChromeへの設定画面が起動します。
〝保護を追加〟を選択(クリック)します。
18Chromeウェブストアにリダイレクト
〝Chromeウェブストアにリダイレクト〟の表示が出たら、GoogleChromeを確認します。
19拡張機能を追加
GoogleChromeのウェブストアの画面が開いていると思いますので、〝拡張機能を追加〟を選択(クリック)します。
20Trendツールバー
〝Trendツールバー〟をピン留めしておきます。
21ブラウザ保護
ウイルスバスターの画面に戻って、〝ブラウザ保護〟の画面を〝閉じる〟を選択(クリック)して閉じておきます。
22パソコンの保護開始▶おすすめ機能の確認
〝パソコンの保護が開始〟されたのを確認して、〝おすすめ機能の確認〟を選択(クリック)します。
23フォルダシールド
フォルダシールドに追加されているフォルダを確認して〝OK〟を選択(クリック)します。
24ランサムウェアから保護
〝保護するフォルダを追加する〟を選択(クリック)します。
25ナビゲート
〝ナビゲート〟が表示されるので、画面の指示に従って進めていきます。
これでウイルスバスタークラウドの無料体験版のインストールが完了しました。
ここから、シリアル番号の登録に進みます。
26トレンドマイクロアカウント
ウイルスバスターのシリアル番号の確認で、トレンドマイクロにシリアル番号を登録している場合は、トレンドマイクロにログインしてシリアル番号を確認します。
既に、シリアル番号をお持ちの場合は次に進んでください。
シリアル番号をお持ちでは無い場合、ウイルスバスターは30日間の無料体験が付いているので、30日間は無料体験でお使いいただけますのでその間にAmazonなどでウイルスバスタークラウドを購入して、シリアル番号を取得しておきます。
なお、この時点でシリアル番号をお持ちでは無い場合は、#027から#037は飛ばして〝#038〟にお進みください。
27シリアル番号
ウイルスバスタークラウドの画面に戻り、〝シリアル番号をお持ちの場合〟を選択(クリック)します。
28シリアル番号を入力
〝シリアル番号を入力〟します。
29シリアル番号入力後次へ
シリアル番号入力後〝次へ〟を選択(クリック)します。
30保護機能の有効化
保護機能を有効にしておくので、〝有効にする〟を選択(クリック)します。
31セキュリティレポートのメール受け取り
セキュリティレポートのメールは受け取らないので、〝いいえ〟を選択(クリック)します。
32識別用ニックネームの入力
〝識別用ニックネーム〟を入力します。
〝識別用ニックネーム〟というのは、ウイルスバスタークラウドは一つのシリアル番号で3台までのパソコンに設定出来るので、どのシリアル番号がどのパソコンに登録されているのか?を識別するためのものですので、設定した日付とパソコン名を入れておけば良いかと思います。
33識別用ニックネームの入力後次へ
識別用ニックネームの入力後〝次へ〟を選択(クリック)します。
34識別用ニックネームの入力後閉じる
内容を確認して〝閉じる〟を選択(クリック)します。
35保護機能の有効化
〝保護機能が有効になっていません〟と表示されたら、〝有効にする〟を選択(クリック)します。
36保護機能有効
〝保護機能が有効〟になっている状態を確認します。
37サイレントモードの終了
〝サイレントモードを終了しますか?〟と表示されたら、OKを選択(クリック)します。
38スキャン実施
〝スキャン〟を選択(クリック)します。
39クイックスキャン
〝クイックスキャン〟といって、簡易的なウイルススキャンが開始されます。
40チューニングの実施
スキャンが完了して、チューニングレベルが4以下の数字が表示されたら、〝チューニングする〟を選択(クリック)します。
41チューニングの確認
〝チューニングの確認〟が表示されるので、〝今後表示しない〟にチェックを入れて、OKを選択(クリック)します。
42チューニング結果
〝チューニング結果〟を確認して、閉じるを選択(クリック)して、チューニング画面を閉じます。
43閉じて終了
ウイルスバスターの画面に戻ったら〝✘マーク〟を選択(クリック)してウイルスバスターの画面を閉じておきます。
ウイルスバスターの画面を閉じても、裏側でプログラムは動いていてリアルタイムでウイルスを監視してくれていますので安心してください。
まとめ
パソコンの初期設定で最も重要だと言えるのが、今回ご紹介したウイルス対策のための、アンチウイルスソフトのインストールと設定です。
今回は、〝ウイルスバスタークラウド〟を例にインストールと設定の手順をご紹介しましたが、アンチウイルスソフトは幾つか種類があるので、他のアンチウイルスソフトでもお好きなものでいいので、必ずインストールして設定するようにしましょう。
日本ほどウイルスに無防備な国は無い
“ウイルス対策は万全に”しておかないと、後で取り返しのつかない事態になる可能性があります。
重要なことなので、2回書いておきます。
では、パソコンがウイルスに感染するとどうなるのか?というと・・・
次のような症状が出ます。
- パフォーマンスの低下: ウイルスがシステムリソースを消費するため、パソコンが遅くなることがあります。
- データの損失または破損: ウイルスがファイルを削除したり、破損させたりすることがあります。
- 個人情報の漏洩: 一部のウイルスは、パスワードやクレジットカード情報などの個人情報を盗むことがあります。
- スパムの送信: ウイルスがパソコンを利用してスパムメールを送信することがあります。
- システムのクラッシュ: 深刻な場合、ウイルスがシステムを完全にクラッシュさせることがあります。
- 不正なアクセスの許可: ウイルスがハッカーにリモートアクセスを許可し、パソコンを制御されることがあります。
- 広告の表示: 一部のウイルスは、ブラウザに不必要な広告を表示させることがあります。
こんな状態に陥らないためにも、アンチウイルスソフトは必ずインストールして設定しましょう。
なお、アンチウイルスソフトを入れたら、定期的にスキャンを実行してパソコンがウイルスに感染していないか?チェックしておいてくださいね。