メール送信・Gmail設定

001画像やPDFなどのファイルをメールに添付して送る確実なやり方▣一般公開済み

2024.06.25

この手順を踏めば出来るようになること

  1. 添付ファイル由来のメールの未着・迷惑判定を減らせる
  2. 相手の受信トレイ容量を奪わずに大容量ファイルを渡せる
  3. 送信後でも差し替え・削除でリカバリーできる
  4. 社内・社外のどちらにも安全に同一手順で共有できる

何故?メールにファイルを添付しない方が良いのか?

理由はこの3つ(これだけ覚えればOK)

  1. 到達率が下がる:添付ファイルは迷惑判定のトリガーになりやすい
    PDF/ZIP/実行ファイルや10MB超の添付は、受信側サーバーのフィルタで迷惑メール扱い・隔離・拒否の対象になりやすく、相手の受信箱に出現しないことがあります。
    → 共有リンクなら本文はテキスト中心になり、迷惑判定のリスクを下げられる

  2. 相手の容量を圧迫:上限到達で新着メールが受け取れない
    添付はそのサイズ分、相手のメールボックス容量を消費します。高解像度画像やPDFが続くと容量上限に達し、以降のメールが受信不可に。
    → 共有リンクはメール容量を消費しない(保管はクラウド側)

  3. 送信後の回収ができない:誤送信・最新版差替えに弱い
    添付は一度送ると差し替え不可。誤りがあれば再送が必要です。
    → フォルダ共有なら同じURLのまま中身だけ更新でき、常に最新版を見てもらえる


到達率が下がる:添付ファイルは迷惑判定のトリガーになりやすい

添付ファイルは受信側サーバーのセキュリティで迷惑判定になりやすく、受信箱に届かない原因になります。到達率を上げる最短の方法は、添付せず共有リンクです。

添付ファイルがあると迷惑メール判定を喰らいやすい

相手の容量を圧迫:上限到達で新着メールが受け取れない

添付ファイルは受信時にファイルサイズ分の容量を消費します。高解像度画像やPDFが続くと上限に達し、相手は新規メールが受け取れないことがあります。共有リンクなら相手の受信容量は減りません。

相手の受信トレイの容量を奪わない

送信後の回収ができない:誤送信・最新版差替えに弱い

誤って送っても、共有リンクなら同じURLのまま中身だけ差し替え可能(相手は常に最新版)。
重要:差し替え運用はファイル単体ではなく「フォルダ」共有にします。以後はフォルダ内のファイルを入れ替えるだけでURLを維持できます。

誤ったファイルでも後から差し替え可能

セキュリティ注意:「リンクを知っている全員」はURLを知る人だけが開けます。検索で勝手に露出しませんが、SNSやWebへの公開・無断転送はNG。機密度が高い場合は、閲覧期限や特定ユーザー指定も検討してください。

添付ファイルはやめて、共有リンクで渡す手順を解説

概要:(1)Googleドライブにフォルダを作りファイルを入れる → (2)権限を「リンクを知っている全員/閲覧者」に設定 → (3)生成されたURLをメール本文に短い説明付きで貼り付けて送信。

下記のイメージになります。arrow_downward

オンラインストレージでファイルを共有

Googleドライブでファイルの共有は大きく分けて3工程

  1. Googleドライブに共有用フォルダを作成
  2. 共有用フォルダにファイルをアップロード
  3. 共有URLを作成取得して、メール本文に貼り付けて送信

下の「詳しい手順」を順に進めます。

オンラインストレージでファイルを共有する詳しい手順

1(導入)添付をやめて共有に切り替える

メールに直接、PDFなどのデータを添付するやり方から切り替える

画像やPDFなどを相手に渡す時、これまでは“メールに添付して送信”という手順を踏んできたと思いますが、前述の通り、その手順を踏み続けると、メールそのものが届かなくなる可能性があります。

そこで、ここからは、共有リンク前提でのメール運用の手順をお伝えします。

2共有用フォルダを作成(運用の土台)

Googleドライブで+新規 → フォルダ。名称例:メール添付用共有。色変更で識別性を上げます。

なお、フォルダは"マイドライブ"の中に作成します。

Googleドライブのマイドライブのメールで共有するための専用フォルダ

3年・月の仕分け(任意だが便利)

フォルダ内にファイルをぐちゃっと入れるのではなく、年→月のサブフォルダを作ると検索が高速です(例:2025/10月)。

年・月のフォルダを作成したら、“月”のフォルダ内に相手に送るファイルを入れるフォルダを更に作成します。

メールで共有するための専用フォルダのフォルダ分け

4ファイルをアップロード(入れる)

対象フォルダ(作成したフォルダ)を開き、ドラッグ&ドロップ または +新規 → ファイルのアップロード。

メールで共有するための専用フォルダにファイルをアップロード

アップロード完了まで待機します(進捗バーが消えるまで)。

5アップロード完了を確認(待つ)

アイコンやサムネが表示され、状態が「完了」であることを確認します。

アップロードされたファイルを確認

6共有リンクを作る(URLを作成)

対象ファイルを右クリック → リンクを取得。

注意:この解説では、アップロードしたファイル単体の共有リンクを取得していますが、作成したフォルダを右クリック → リンクを取得しても構いません。

リンクを取得を選択して、左クリック

7権限を調整(閲覧者に限定)

共有ダイアログの一般的なアクセスで、右側の▼をクリックし権限を確認します。

共有のポップアップ画面

8「リンクを知っている全員/閲覧者」へ変更

一般的なアクセスを「リンクを知っている全員」に変更し、権限は閲覧者にします。※URLを知る人のみアクセス可。SNSやWebでの公開は不可。

リンクを知っている全員に変更

*上図はGoogle Workspaceの例。無料版は表記が一部異なります。

9【補足】無料版Googleアカウントの表示

無料版のGmailでは既定が「制限付き」の場合がありますので、「リンクを知っている全員/閲覧者」へ変更してください。

無料版のGmailでの設定

10リンクをコピー(URLを取得)

リンクをコピーをクリックし、「リンクをコピーしました」表示後に完了を押します。これで相手が開けるURLが取得できました。

リンクをコピーして完了をクリック

11メール本文に貼り付け(文面のコツ)

コピーしたURLを本文に貼り付け、URLだけの送信は避けて短い説明を添えます。

メールを開いてリンクをペースト

【文例】「下記URLよりご確認ください(Googleドライブ/閲覧のみ、必要に応じてダウンロード可)。」+URL

12【応用】複数ファイル=フォルダ共有が楽

複数ファイルはフォルダごと共有にすると管理が簡単。フォルダの一般的なアクセス=「リンクを知っている全員」/閲覧者にしておけば、以後はフォルダに入れるだけで同じ権限が自動適用されます。
補足:フォルダ共有なら、同じURLのまま中身だけ差し替えられます(_v2等で版を管理)。

フォルダごと共有

13【参考】相手側の見え方(添付風プレビュー)

受信メールでは添付風プレビューが表示されますが、実体はドライブ上のファイルです。「ドライブで共有」と表示され、ダウンロードも可能です。

相手が受信したメール
ドライブで共有されているという添付ファイル風

送信前チェック(ここだけ確認)

  • 権限:「リンクを知っている全員/閲覧者」になっている
  • テスト:自分の別アドレスへ送り、スマホ・別ブラウザで開けるか確認
  • 本文:URLのみを避け、挨拶+簡単な説明を添える
  • 機密性:社外公開不可のデータは再共有禁止の注意を本文に明記

うまくいかないとき(原因 → 対処)

  • 開けない:権限が「制限付き」→「リンクを知っている全員/閲覧者」に変更
  • 共有ボタンが灰色:組織の外部共有が禁止 → 管理者に外部リンク共有の許可依頼
  • アップロードが止まる:回線確認→再読み込み→再アップ/大きいファイルはZIP圧縮
  • 上書き事故:ファイル末尾に _v2 等で版管理。差し替えはフォルダ共有で実施
  • プレビュー崩れ:相手環境差。ダウンロードして閲覧を案内

まとめ

この記事で解説した手順を踏むことで、

メールの到達率が上がる

添付は迷惑判定の要因になり得ます。共有リンクに切り替えることで到達率向上が期待できます。

相手の受信容量を使わない

多くのメールサービスには容量上限があります。共有リンクは相手の受信容量を消費しません。

送信後の差し替え・長期共有に強い

フォルダ共有により、同一URLで内容のみ更新できます。誤送信時のリカバリーや長期共有に適します。

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川村 みきを

アメリカで暮らしていた時に〝パソコンとインターネット〟に触れて、
帰国後の1997年にプログラマーの仕事に従事。

その後、人材派遣会社で〝IT人材の派遣事業〟を立ち上げ事業運営に従事。

ウェブサイト制作会社での新規事業を経て2007年に独立。

〝ウェブサイト制作〟、〝映像コンテンツ制作〟の事業を経て、今は、

〝ITのテクニカルサポート〟

〝オンライン講座の企画運営〟

で、事業活動をITの側面から手助けをしています。

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