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038,ウェブサイト(ホームページ)リニューアルの取り組み

ここで解決する課題は、

  1. ウェブサイト(ホームページ)のリニューアルに取り組む予定がある
  2. ウェブサイト(ホームページ)のリニューアルの依頼を受けたけど進め方に自信が無い
  3. ウェブサイト(ホームページ)のリニューアルを効率よく進められるコミュニケーション方法を知りたい

「ウェブサイト(ホームページ)をリニューアルしたいので相談にのってほしい」というお話をよくお聞きします。

人がウェブサイト(ホームページ)をリニューアルしたいと考える動機はさまざまですが、企業であれば、社内の新しいスタッフや新任の担当者、あるいは知人・友人から現状のウェブサイト(ホームページ)に対してダメ出しをされたことがきっかけというケースも少なくありません。

これは、ウェブサイト(ホームページ)制作業者にとっては新たな需要が生まれるチャンスであり、喜ばしいことではありますが、実際の現場の担当者からはこんな声をよく耳にします。

リニューアルって言っても、先方は見た目(デザイン)を変えたいだけなんだよね…

これは、どういうことかと言うと…

現状のウェブサイト(ホームページ)の見た目、印象が“ 好みじゃない ”、だから変更したい

現状のウェブサイト(ホームページ)の見た目、印象が“ 好みじゃない ”、だから変更したい

ということです。

もちろん、ストレートにそのようなことを言っていただけるケースは少なく、多くの場合は体裁を整えて、「いまのウェブサイト(ホームページ)は当社のターゲット層に合っていない」といった内容に言い換えて伝えてくださいます。

しかし、実際にリニューアル作業に取り組んでいる様子を拝見すると、「ターゲット選定の見直し」などの本質的な検討は行われず、ひたすら見た目の変更、いわばデザイン修正の作業に終始しているケースが多く見受けられます。

リニューアルに満足している担当者と不満足な経営者

そんな感じで、つまりデザインだけをリニューアルされたウェブサイト(ホームページ)を見ていると、確かに見た目の印象は変わっていますが、肝心のコンテンツはほとんど変わっていないことに気付かされます。

つまり、デザインAをデザインBに変更しただけにすぎません。

それでウェブサイト(ホームページ)のアクセス数や集客数が向上すれば良いのですが、実際はそれも微妙な場合が多いです。

もしウェブサイト(ホームページ)を会社案内のデジタル版と捉えているのであれば、デザインを見直すだけでも十分かもしれません。

しかし、ウェブサイト(ホームページ)からのお問い合わせやお申し込みなどを、事業活動における重要なアイテムのひとつとして考えていた場合には、それらを期待していた経営者の方々はがっかりしてしまうこともあります。

では、何が問題だったのでしょうか。

それは、ウェブサイト(ホームページ)のリニューアルに対して、依頼するクライアントと、依頼を受けるディレクターや制作者との間にある認識の差、そしてそこから生じるコミュニケーションエラーが原因であるケースがほとんどなんです。

コミュニケーションエラー

リニューアルでも、ウェブサイト(ホームページ)構築工程に沿って取り組む

ウェブサイト(ホームページ)を新規で構築、制作した時には、企画書や設計図、デザインカンプなど、構築に関するさまざまな資料が存在していたはずです。

リニューアルを行う場合は、まずそれらの資料を見直すところから始めることになります。

要は、何かの機械を制作したとしたら、その設計図があるはずです。ウェブサイト(ホームページ)も同様で、設計図があるはずなんです・・・通常は。

でも、それらの資料が残っていない場合や、最初から作成していなかった場合(これは少なくないケースです)には、リニューアルのタイミングで改めて作り直すことをおすすめします。

では、そのウェブサイト(ホームページ)の設計図は、具体的にどのように作ればいいのでしょうか?

それにはまず、大きく5つに分けられるウェブサイト(ホームページ)の構築工程から考えていく必要があります。その工程とは、〝企画・構想〟〝設計〟〝コンテンツやデザインなどの制作〟〝実装・開発〟〝リリース・保守管理〟の5つです。

ウェブサイト(ホームページ)構築工程

これらの工程の詳細は、このサイトの他の記事で詳しく書いてあるのでそちらを参照してみてください。

ここでは、それぞれの工程において、リニューアルを依頼する人=クライアントと、依頼を受けるディレクターや制作者が、どのようなポイントに注意してコミュニケーションを取っていけば、クライアントが望む形のウェブサイト(ホームページ)に辿り着けるのかについて、お話を進めていきます。

ここから、ひとつずつ順を追って解説していきます。

1企画・構想の工程の取り組み

この工程では、ウェブサイト(ホームページ)をどんな目的で、訪問者のターゲットはどんな人物像で、どのようなコンテンツを作り、どんなマーケティング手法で運営に取り組んでいるのか?を見直していくというものになります。

企画・構想の工程の取り組み

信じられないかも知れませんが、ウェブサイト(ホームページ)構築の現場でディレクションの仕事に就いていた頃、ウェブサイト(ホームページ)のリニューアルの案件で、クライアント企業の経営層や担当者に対して、

「現在のウェブサイト(ホームページ)の運営目的、ターゲット層、コンテンツとマーケティングの取り組み方を教えていただけますか?」

と、質問して、こちらが望むような回答を得られたことはありませんでした。もちろん、単語ひとつひとつを丁寧に解説したという前提付きで。

そして、

「では、現在のウェブサイト(ホームページ)を構築された時の企画書や設計図、サイトマップ等はありますか?」

と、問いかけて、漏れなく提示していただけた人も一人も居ませんでした。

これからのことから、現在までずっと思い続けていることが、多くの事業者は目的やターゲットも曖昧なまま、コンテンツをつくり何らかのマーケティング施策に取り組んでいるのでは?という・・・言わば、疑念みたいなものがあります。

もちろん、中には明確な目的があり、ターゲットもコンテンツもマーケティングの内容も把握していて、最初に立てた企画に基づきコンテンツを作成し、マーケティングにも取り組み、かつ適宜状況に応じてすべてをアップデートしている事業者の方もいらっしゃると思います。

しかし、残念ながら、現実として私はまだそこまで徹底して運営に取り組んでいる事業者の方にお会いしたことがありません。

ただ、この責任は、ウェブサイト(ホームページ)の制作業者側にあると私は考えています。

なぜなら、私自身がウェブサイト(ホームページ)の制作会社に勤めていた頃、クライアントのウェブサイト(ホームページ)の運営目的やターゲット、取り組み方をしっかりヒアリングせず、企画書や設計図も他の誰かが作成したものを使い回していたからです。

なぜそのような不十分な対応になってしまったのかというと、これは言い訳になってしまいますが、制作案件を多く抱えていたことと、一件あたりの単価が安かったため、とにかく数をこなさなければならなかったからです。そして、当時の私と同じような状況に置かれていた制作会社、そしてスタッフは決して少なくなかったと思います。

一時期、ウェブサイト(ホームページ)制作の単価が急激に下がり、まともな対応が難しい価格帯になっていた時期がありました。

〝パソコン一台あれば仕事になる!〟といった安易な発想で雨後の筍のようにウェブサイト(ホームページ)制作会社が乱立したことが原因のひとつにあります。

だからこそ、ウェブサイト(ホームページ)のリニューアルに取り組むのであれば、この機会に企画・構想の工程において、ウェブサイト(ホームページ)の運営目的、ターゲット層、コンテンツやマーケティングの取り組みについて、しっかりとコミュニケーションを取ることが重要です。

では、企画・構想の工程では何をするのか?というと、

企画・構想の工程で取り組むべきことは、企画書、設計図、サイトマップの作成です。

ここに時間と労力をかけて丁寧に取り組むことが求められますし、企画・構想の工程にしっかり取り組むことで、その後の工程がスムーズに進み、結果的に効率的になります。

私がクライアントの方にお伝えしているのは、ウェブサイト(ホームページ)のリニューアルを依頼する前に、まずご自身としっかり向き合い、企画書の草案を作成しておくことです。

その上で関係者とミーティングを行えば、物事がよりスムーズに進むはずです。

2設計の工程の取り組み

企画・構築の工程で、ウェブサイト(ホームページ)リニューアルの以下の事柄が決まったら、

  • 目的
  • ターゲット
  • 目標
  • 手段
  • コンテンツ

これらの決定事項をもとに、設計工程では、次の事柄を決めていきます。

  • 制作するコンテンツの詳細
  • コンテンツの配置場所とウェブページ(ディレクトリマップ)
  • ウェブサイト(ホームページ)の全体地図(サイトマップ)
  • 各ウェブページの配置図(ワイヤーフレーム)
設計の工程の取り組み

設計の工程で重要なポイントは、可能な限り、今後サイト運営に関わるすべての人の意見をヒアリングしながら設計図を描くことです。

では、なぜ今後サイト運営に関わる人すべての意見をヒアリングする必要があるのでしょうか?

それは、人は自分の意見が取り入れられて作られたものに対しては、一定の理解を示し、運営にも前向きに取り組むケースが多いからです。

逆に、設計の段階で在籍していて、今後制作や運営に関わる予定の人が、その設計段階に関わらずに運営から関わろうとすると、どうしても方向性のズレが生じてしまい、うまくいかないケースが多く見受けられます。

だからこそ、今後運営に関わる予定の人が設計図を描く段階で在籍しているのであれば、可能な限り関わってもらうことをおすすめします。

設計図の書き方に注意

設計図の描き方にはさまざまな方法がありますが、論理的に矛盾のない方法で進めなければ、正しくない設計図が完成してしまうことになります。

例えば、よくある失敗のひとつが、どこかのウェブサイト(ホームページ)を参考にして、デザインから設計図を描こうとすることです。

デザインは次の制作工程で取り組む内容であり、まだ設計の工程であるはずなのに、早くもデザインに着手している人をよく見かけます。

その結果どうなるかというと、見た目だけは整っていても中身のない、薄っぺらいウェブサイト(ホームページ)が出来上がってしまうのです。

そして信じがたいかもしれませんが、そのようなウェブサイト(ホームページ)は実に多く存在します。

見た目は今風のおしゃれなデザインに仕上がっているものの、実際のコンテンツを見てみると、何を伝えたいのかがさっぱり分からなかったり、それらしい文言がただ並んでいるだけだったり、思いつきのコンテンツが適当に詰め込まれているだけだったりと、ひどい内容になっていることが少なくありません。

そのようなウェブサイト(ホームページ)を眺めていると、「ああ、設計図を描かずに思いつきで作ったのだろうな」と感じてしまいます。

思いつきでつくったウェブサイト

これはどういうことかというと、設計の工程であるにもかかわらず、設計図ではなくデザインカンプというデザインの完成見本を作ってしまっているのです。

私自身、ウェブサイト(ホームページ)制作会社で働いていたときに、この設計図を描く工程を軽視して何度も痛い思いをした経験があります。

当時は、HTMLやCSSといったウェブサイト(ホームページ)を構築するための言語の知識や、IllustratorやPhotoshopといったデザインツールの技術習得に励んでいた時期だったため、とにかく早く制作に取りかかりたいという気持ちが強くありました。

そのため、設計図を描かずにいきなり制作に着手して、「ああでもない」「こうでもない」と試行錯誤を繰り返し、結果的に無駄な時間を費やしてしまいました。当然ですが、そうして出来上がったウェブサイト(ホームページ)は、凝ってはいるものの独りよがりで、何が伝えたいのかよくわからないものになってしまっていました。

さらに悪いことに、そういったウェブサイト(ホームページ)に限って設計図が存在しないため、どこが間違っているのかも分からず、検証することもできませんでした。

設計図を描く際には、必ず出てくる言葉として「UI(ユーザーインターフェース)」や「UX(ユーザーエクスペリエンス)」があります。

これらの専門用語は一見すると難しく感じられるかもしれませんが、要するにウェブサイト(ホームページ)を訪れる人にとって、どのように見え、使いやすいかどうかといったことを意味しています。

ウェブサイト(ホームページ)を長く運営していると、当初は設計図通りに運営していたとしても、途中から思いつきでコンテンツを追加していくこともあるでしょう。

その結果、ごちゃごちゃとしたウェブサイト(ホームページ)になってしまうことがあるため、リニューアルのタイミングで設計の工程にしっかりと取り組むことがより重要になります。

リニューアルを依頼する側としては、依頼される側との共同作業として、設計図を描いていくことになります。

当然のことですが、依頼される側、つまりディレクターの立場としては、設計図の描き方を依頼主であるクライアントに一つずつ丁寧に説明していくことから始める必要があります。

3コンテンツ・デザイン制作の取り組み

“コンテンツ”と“デザイン制作”の工程で重要なのは、クライアントの要望をディレクターが制作者に対して、細部に至るまでズレなく的確に伝達できるかどうか、という点に尽きます。

そうしなければ、無駄な労力を使い、無駄な作業を行い、無駄な成果物を生み出してしまうという、エコの時代に逆行するような行動になってしまいます。

ただし、実際の現場に立つと、これが本当に難しいということを実感します。

コンテンツ・デザイン制作の取り組み

その理由は、コンテンツもデザイン制作も、当初に描いた設計図通りに制作が進むことは、まず無いということです。

特に、新規でウェブサイト(ホームページ)を構築する場合とは異なり、リニューアルでは既存のウェブサイト(ホームページ)が存在するため、どうしても既存のウェブサイト(ホームページ)に意識が向き、比較しながら物事が進んでいきます。

分かってないクライアントとやり取りするのは本当に疲れる

ディレクターとして仕事をしていた頃、制作者がクライアントと直接やり取りをする様子をそばで見ていて、制作者からよく聞かされたフレーズが、この“分かっていないクライアントとやり取りするのは本当に疲れる”というものでした。

また、

どうして、わたしの意図が伝わらないの?

というフレーズも、クライアントからよく聞かされました。

当初は設計図がまずかったのか?と考えて設計図の見直しをしたこともありましたが、そうではありませんでした。

これは単純にコミュニケーションエラーの問題であると気づくまでに、時間がかかりましたし、このコミュニケーションエラーの解決はとても骨の折れる作業であるということにも、やはり時間がかかってから気づきました。

人はそれぞれ、自分自身のフィルターを通して物事を見ています。

それは、クライアントも、制作者も、そしてディレクターも同じです。

それぞれが自分自身のレンズを通して物事を見ているわけですから、物事の解釈も人それぞれなのです。

人はそれぞれ自分自身のを通して物事を見ている

特に、何かをつくるというシーンでは、そういったそれぞれのフィルターの違い、つまり解釈の違いが色濃く表れてきます。

そんなとき、どうすれば良いのでしょうか?

簡単な解決策は存在しません。

対話を重ねることに尽きますが、一つだけ策があるとすれば、窓口になる人をできるだけ絞るということが挙げられます。

経験上、クライアントの窓口1人とディレクター1人の一対一のコミュニケーションが最適な構図です。

1対1のコミュニケーション

これが、クライアントの窓口が3人や4人になり、ディレクター1人、制作者2人という体制になると、コンテンツやデザイン制作の速度はグンと落ちてしまいます。

大勢の目で確認し、意見が挙がってくるのを待つことで、結果的に良いものができるケースもありますが、今は早く仕上げてリリースし、途中で改善していくという手法が一般的になっている時代です。

そして、その方法のほうがどんどん良くなっていきます。

だからこそ、意思決定者の数は少なくすることがベストなのです。

4実装・開発の取り組み

この工程までくると、ウェブサイト(ホームページ)制作がほぼ完了しています。

後は、技術的な部分を整えていく段階です。

この工程で活躍するのは技術者です。

ここでのポイントは、依頼している側のクライアントにどれだけ伝わる内容でこの工程の説明ができるか、に尽きます。

実際、サイトのシステムの設計や設定、サーバー側でのデータベースの構築など、専門家以外にはよく分からない事柄が多く、クライアントからは、

「いま、何をやっているのですか?」

「まだ、ウェブサイト(ホームページ)は見られないのですか?」

と聞かれることが少なくありませんでした。

そのたびに最初の頃は、

「いまは、WordPress側のプラグインの設定を行っていて…」

などと説明していましたが、いつもキョトンとした顔をされていたことを覚えています。

だからこそ、専門家ではないクライアントに対して、いま取り組んでいることを伝わるように説明する能力が求められるわけですが、これが実に難しいのです。

何かに例えて説明していくだけの幅広い知見と経験を兼ね備えていれば良いのですが、知識と経験がなければ例えることもできません。

では、経験がない、あるいは少ない場合はどのようにすれば良いのでしょうか?

それは、この工程を図解しておくことです。

図解されたウェブサイトのシステム

制作会社に依頼せずに自力でウェブサイト(ホームページ)の実装・開発を行う場合、この分野の知識を習得しようとしているのであれば、とにかく分かりやすく図解されている書籍を入手することが大切です。

これは、わたし自身がこのウェブの技術の分野の見習いだった頃に学んだことですが、図解されたものを見ると、何も知らない状態でも何となくは理解ができるということです。

WordPressにも、データベースにも触ったことがない人に、

“いま、WordPressのデータベースを構築して、各種プラグインを導入していまして…”

という説明で、「あぁ、そうか!」とはならないでしょう。

でも、上記の説明が図解されているものを見れば、

“何となくあぁ、いまウェブサイト(ホームページ)の基盤となる部分をつくっているのかぁ…”

“それで、必要な装備を揃えてくれているところかぁ…”

といった程度は伝わるのではないでしょうか?

そして、あとは技術者に任せて仕上がりを待つか、自力で取り組むのであれば、WordPressやHTML、そして各種のプログラムと格闘して進めていくしかありません。

5リリース・保守管理の取り組み

リリースは一瞬で保守は長く続くということ。

リリースは目立つが、保守管理は目立たないということをまず、知っておいてください。。

リリース・保守管理の取り組み

ここでのポイントは、“保守管理の流れと取り組み”について、可視化しておくことです。

ウェブサイト(ホームページ)は作れば終わりではないということは、よく言われています。

ウェブサイト(ホームページ)を作ったところがスタートで、そこからの運用が重要だということです。

ウェブサイト(ホームページ)の運用、つまり記事コンテンツの更新などに関しては、ここでは触れないでおきます。

ここで触れるのは、リリースと保守管理のうち、特に“保守管理”に関してです。

では、ウェブサイト(ホームページ)の“保守管理”とは何でしょうか?

ウェブサイト(ホームページ)の“保守管理”

それは、

ウェブサイト(ホームページ)が問題無く運用出来る状態を維持することこれに尽きます。

そのためには、

  • ウェブサイトシステムの適正な保守管理
  • ウェブサーバー・メールサーバーの監視と管理と適正な運営
  • ドメインの管理運営

があります。

そして、それぞれの工程は多岐にわたることから、この工程ではそれらに適切に対応できる技術力と情報力が必要になります。

この保守の工程を疎かにすると、ウェブサイト(ホームページ)が乗っ取られてスパイウェアを仕掛けられ、悪事に利用されるという最悪の事態を招くことがあります。

また、そういった事態にまで発展しなかったとしても、ウェブサイト(ホームページ)が表示されない、エラー表示が出る、メールが届かないといった様々なトラブルの発生頻度が上がってしまいます。

適切に保守管理を行っていても、一定の頻度でトラブルは発生するため、そういったトラブル発生時にどれだけ適切にトラブルシューティング、つまりトラブル解決ができるかという点も重要になってきます。

では、ここでの依頼側のクライアントとのコミュニケーションのポイントは何でしょうか?というと、

それは、クライアントに対して、この保守管理の工程を可視化して、どんなものであるか、何をやっているのかを適切に伝え、適宜その報告を行うことです。

それには、やはり図解が役に立ちます。

ウェブサイト(ホームページ)の“保守管理”の図解

言葉で並べると難しくて伝わりづらい事柄は、図解して相手に伝える…というよりも、見ていただく…それだけで、何も伝えないよりも全然違います。

コミュニケーションを円滑に進めるためにも、相手に伝える努力を惜しまないようにしたいものです。

ここまでで、ウェブサイト(ホームページ)のリニューアルに対する取り組み、特に依頼する側(クライアント)と依頼される側(ディレクター・制作者・技術者)といった立ち位置が存在する場合において、どこに気をつけていけばよいかをお伝えしてきました。

これは、どちらか一方が気をつけておけばよいという問題ではなく、依頼する側(クライアント)と依頼される側(ディレクター・制作者・技術者)の両方が意識しておくべきことです。

ウェブサイト(ホームページ)のリニューアルを依頼したら、あとは丸投げという依頼する側(クライアント)もいます。

小規模事業者の忙しい経営者などに、そのような方が多いです。

ただ、そういった場合でも、依頼される側(ディレクター・制作者・技術者)としては、丸受けしてはいけません。

依頼したら、後は丸投げ

わたし自身、何度も経験してきたのが、丸受けして仕上げて納品したにもかかわらず、満足していただけたケースは本当に少なく、方向性がズレていたことも少なくありませんでした。

そうなると、確実にやり直しになります。

だからこそ、丸投げ・丸受けではなく、対話しながら進めていくことが大切です。

これは、本当に重要なことです。

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川村 みきを

アメリカで暮らしていた時に〝パソコンとインターネット〟に触れて、
帰国後の1997年にプログラマーの仕事に従事。

その後、人材派遣会社で〝IT人材の派遣事業〟を立ち上げ事業運営に従事。

ウェブサイト制作会社での新規事業を経て2007年に独立。

〝ウェブサイト制作〟、〝映像コンテンツ制作〟の事業を経て、今は、

〝ITのテクニカルサポート〟

〝オンライン講座の企画運営〟

で、事業活動をITの側面から手助けをしています。

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